もう少し楽に生きられないだろうか。
少し前に読みたくて積んでいたthe four GAFA 四騎士が創り変えた世界を読み終わり感想を少し。グーグル、アップル、フェイスブック(メタ)、アマゾンは四騎士として生活上生活上切っても切れない存在となっている。世界中より資本が集まり脳、感情、生殖本能をつかむことで私たちを支配する。成功事例を分析し、筆者視点での8つの成功遺伝子をもとに第五となる次の騎士はどういった企業か?また、騎士と共存する世界で生き残るために必要なものとは何だろうかといったこと考えさせるといった内容。四騎士は、生活上必要不可欠なもととなりデジタル技術は発展するとともに、グローバル化した四騎士以後の世界では、優秀な人へはチャンスが増える一方で、その他人々は残された富を分け合う形となり貧富の差は大きくなる。
この四騎士を手放して生活すること自体が不可能に近いところまで来ていると改めて感じたこと。スマホあるいはPCを置いて一週間生活できてること自体が現状想像できない。もはやこの世界のインフラ状態となっているような感じがする。アップルの章でブランドを宗教として例えられているがある種現状国のような感じすらあると感じられる。国民、政府、領土のうちユーザー、企業の現状の関係に交流の場さえ与えてあげれば成立しそうな気がする。現状のメタバースが土地になりったりして。仮にそうなったとしたら今の日本という国よりは閉塞感を壊してくれそうだと思ってしまう。本書最後に四騎士の目的としてつまるところ金につながることから、自分のような凡人はより苦しい経済状態になるだろうことが予想できる。(その代わりやり方次第でお金がかからない生活もできそうではあるが。)
資本の集中がある以上格差が広がり格差ばかりが目に付くことは息苦しいと感じるものの加速するだろうと感じるものの、将来テクノロジーの発展によってより良い世界になっていればいいなとは思う。ベーシックインカム云々じゃないが、意外と能力のない自分みたいな人間は働かなくて済んで、超優秀な意欲ある人だけが働ける(あるいは企業にお金を渡して働く:経験を買う)みたいな時代が来るのかもしれない。そうなったら、そうなったらで色んな格差が生まれて人の噂なんかが怖くなりそうではあるけれども。
今の自分はどうやったらうまく立ち回れるか考えるとともに偉い人に教えてもらえるよういろいろ知識をつけたいと思う。
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